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天気の予報はどうやってる?電波を使って天気を予測?!

普段テレビでよく見る天気予報ってどうやってるの?電波を使ってどうやって天気を予測しているの?雨ってそもそもなぜ降るの?

2019年7月 新海誠さんの「天気の子」が放映されましたね

不思議な力を持つ 陽菜 のようにはできませんが、予想することは私たちにもできます

どのように天気を予想するのでしょうか?

キーワードは「電波」です

こういった疑問に対してお答えします

なぜ雨が降るの?

雲の中の水や氷の粒が、大きくなって空気よりも重くなり落ちるため

そもそも、雲とは何か説明すると

とは空気に浮かぶとても小さな水や氷の粒が集まったものです

少し脱線しますが

なぜ白いのか簡単に説明すると

私たちは光が物体に当たって、反射した光(の波長の長さ)によって色を認識しています

水や氷だと同じ方向に光を通し透明なのですが

雲だと水や氷がたくさん集まったものなので、いろいろな方向に光を反射してしまいます

これを乱反射といい

乱反射はものの色を消して、白く見せる働きがあります

そのため、元々は透明な水や氷だけど色が白く見えるのです

では、なぜ雨が降るか詳しく説明すると、

雲の中の水や氷の粒は、ぶつかるとくっついて大きくなっていきます

大きくなると空気よりも重くなるため、浮かんでいられなくなります

その結果、雨(や雪)となって落ちてきます

 

雨や雪の降る仕組みは分かったと思います

それでは、どのようにして天気を予想するのでしょうか?

どのように天気を予測している?

レーダーで雨粒の大きさや量を測り、雨量や雨が降る位置(都市)を予測できる

電波にはいくつか種類があります

例えば、とても長い波長を使うものや普通の長さの波長を使うもの、とても短いものなどいろいろあります

雨粒の大きさは大体、0.1mm~0.6mmくらいです

この小さな雨粒を長い波長だと貫通します

一方で

とても短い波長域にマイクロ波と呼ばれるものがあります

このマイクロ波は雨粒で反射して戻ってきます

この戻ってきた電波(マイクロ波)を用いて、雨粒の大きさや量を調べることができます

簡単にいうと、雨粒が大きければ大きいほど、強い電波が返ってきます

 

ここで、先ほど雨は水や氷の粒が大きくなって落ちてきたものといいました

つまり、雨粒がある一定の大きさを超えると、雨として降ってきます

この「一定の大きさの雨粒がどれくらいあるか」を知るには

どれくらいの量の電波が返ってくるか・どれくらい強い電波が返ってくるか

という電波を観察することで、実現(晴れ・曇り・雨を予想)することができます

 

電波」によって天気をどのように予想するかお伝えしてきました

そこで、電波ってそもそもなに?と興味をもった方は↓から見てみてください

この「電波」は位置まで予測することができてしまいます

皆さんも一度は聞いたことのある「GPS」、このGPSでどうやって位置を予測するか気になる方は↓から