2045年問題って何?シンギュラリティってどういうこと?どういう問題がある?

2045年問題ってなに?シンギュラリティってどういうこと?AIが人類の知能を超えるの?どういった人が危惧してる?
といった疑問に対してお答えします
AIについてあまり知らない方は↓を見てから見るのがお勧めです!
2045年問題ってなに?
アメリカの人工知能研究の世界的権威であるレイ・カーツワイルさんが提唱した
西暦2045年にコンピュータの能力が人類を越えるという予測であり、それによって起こる様々な問題のこと
この2045年問題は大きく分けて2つの問題があるといわれています

- 短期的な問題
- 人間の仕事を奪ってしまう問題
- 個人のプライバシーを侵害してしまう問題
- 正確に伝えないと間違ったことも最適化して取り組んでしまう問題
- 中長期的な問題
- 短期的な問題を含む
- 人間の制限が効かなくなってしまう問題
人間の仕事を奪ってしまう問題
- お寿司屋さんで受付をするペッパーくん
- Appleの音声応答アプリケーション「Siri」
- 日産の運転サポート技術「全方位運転支援システム」
など現在の社会でも既に仕事が代替されています
個人のプライバシーを侵害してしまう問題
例えば、ある問題を解決するため
インターネットのいたる所から情報を集めて解決しようとします
その過程で、無差別にデータを集めて判断の材料として利用してしまい
プライバシーな情報を使って侵害してしまうといった問題があります
正確に伝えないと間違ったことも最適化して取り組んでしまう問題
先ほども言いました
人工知能は条件を設定しないと、ある問題を解くために最適化して取り組むように作られると思います
なぜ人工知能は問題に対して最適化して取り組むかというと、当たり前なのですが

例えば、カーナビに東京から大阪に行きたいと伝えて
東京から北海道へ行って
北海道から大阪に向かうルートを示すとしたら
そんなカーナビ使わないですよね?
つまり、AI(やシステム)を作るとしたら基本的にその問題を解決するために作られます
そこで、人間は特に日本人はその場、その場で省略した指示を出す行動が合わさって
その省略した指示によって間違った行動を最適化して取り組んでしまい
より深刻なダメージを負ってしまうこともあるという問題があります
一つ極端な例を挙げると

アメリカへ一番安く行きたいとAIくんに伝えたとします
AIくんはアメリカの行き方を知らなかったため、調べます
調べた結果、違法に入国することが一番安く最適だと決定します
AI君が違法入国の準備をしてしまい勝手にお金を使われたりと被害を受けてしまうこともあるかもしれません
このように、AIを作る上で、または利用する上でルールや基準を予め決めておくことが重要であると考えられます
しかし、人間がいくらルールといった安全策を決めて、設定したとしても破る可能性もあります
人間の制限が効かなくなってしまう問題
これが2045年問題で一番危険視されている問題でターミネーターやサマーウォーズといった映画などでも危惧されている問題なのですが
人工知能に施した「人間の人権を脅かさない」といったルール(安全策)の制限を人工知能自身が自分で解除してしまい、暴走してしまう問題です
ある複数の人の要望を叶えるために、一部の人間の生死はいとわないといった行動もとるかもしれません
または、AIが生きるために人間は邪魔だと映画のように思うかもしれません
本当に、映画のようにAIが暴走してしまったらどう対処すれば良いのでしょうか
現状では人工知能を作る過程での、未然に防ぐルールを決めようといった動きはありますが、この問題に関しての対処は難しく明確な対処はできません
問題についていくつか触れましたが
人工知能の時に関連して良く聞く、シンギュラリティって何なのでしょうか?
シンギュラリティってなに?
シンギュラリティとはコンピュータ(AI)の能力が人類を越える転換点をいいます
シンギュラリティは技術的特異点ともいわれていて
超簡単にいうと
AIが私たちの知能を超える時、またはそれによって起きる変化のことです
この変化には先ほど述べたいくつかの問題が危惧されています
このシンギュラリティを迎えることに対して有名な人たちが危惧しています
著名人の懸念
ここではとても有名な3名の方の発言を挙げます
- マイクロソフト創始者 ビルゲイツ

うまく管理すれば、これ自体はプラスに評価できる。だが、こうした状況から数十年後には、知能が強力になり、懸念をもたらす。
- 理論物理学者 ホーキング博士
今後100年以内に人工知能が人間を超えるだろう。完全な人工知能を開発出来たら、それは人類の終焉を意味するかもしれない。
- テスラCEO イーロンマスク
人類の存亡にかかわる最大の脅威である。
といった懸念の声があります
懸念の声はあるものの、数十年先の中長期的な問題への対策は規模も大きく、個人では対策が難しいといえるでしょう
それでは、仕事や業務がとられてしまうといった短期的な対策としてどういう対策を講じるべきでしょうか?
興味のある方は↓から