
オンラインゲームをすることでどういった危険性があるの?どういった事件があるの?オンラインゲームの対策を親はどういう対策をすればいい?
12月25日(記事を書いた日)のyahooニュースで
荒野行動でゲーム中、中学生が大麻の購入を誘われた
といったことも取り上げられており、気になる方も多いと思いますので
いくつか疑問等に対してお答えします
オンラインゲームの危険性
オンラインゲームの危険性として大きく2つあると考えられ、
- 中毒性がある
- SNSと同様に知らない人と接触してしまう
が挙げられます
中毒性がある

オンラインゲームはサービスの更新(アップデート)があり 、昔のファミコンやゲームボーイ等のゲームと比べて中毒性が高くなっているといえます
例を挙げると
昔のゲームだと最強の装備を一度そろえてしまうと簡単に勝ててしまいましたが
新しいアイテムの追加、強いキャラクターの追加、新しいマップの追加などなど
ゲームがどんどん更新されていくことで
新しい装備でないと勝てなくなるなどして、その装備をゲットするために時間を割くようになってしまいます
そうして、ずっとハマっていってしまう可能性があります
この中毒性の結果
視力の低下や運動能力が低下、お小遣いをたくさん課金してしまう
などの問題も生まれてしまいます
SNSと同様に知らない人と接触してしまう
パズドラやモンスト(モンスターストライク)というゲームを知っているでしょうか?
恐らく、テレビで嵐がでてくるゲームのCMを見たことがある人は多いのではないでしょうか
この日本で1,2を争うような有名なゲームでも
フレンドという会ったことのない特定の人に対してメールを送ることや、受信できてしまいます
先日のニュースであったスマホゲーム「荒野行動」では会話をすることができます
このようにコミュニケーションをとれてしまう問題として
- 悪質な勧誘をされてしまう
- お金入れてあげるからとパスワードを教えてしまい、アカウントを盗られる
- 汚い言葉を覚えてしまう
- 会話(音声)では証拠を押さえにくい
などが挙げられます
オンラインゲームの事件・事例

オンラインゲームの事件をいくつか挙げていきます
- スマホゲーム「荒野行動」でゲーム中に大麻の購入を誘われる
- スマホゲームへの課金による借金で警察が詐欺
- スマホゲームへ課金したくて会社のお金を盗む
- ゲーム内アイテムを不正に増やし、高校生が販売
- 高校生がゲームで勝てない腹いせに、わいせつな言葉、無関係な言葉の投稿により書類送検
というように、少し調べただけでこれほど出てきます
国民生活センターの情報によると
オンラインゲームの相談件数は
年度 | 2016年度 | 2017 年度 | 2018 年度 | 2019 年度 |
相談件数 | 4,093 | 4,087 | 4,915 | 2,194 |
今年の2019年度は9月30日時点で来年の3月までのデータではないので減っているように思いますが
2016年度~2018年度を見ると明らかに相談件数が増えていることが分かります
参考サイト↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00010000-nishinp-sci
https://www.sankei.com/affairs/news/181019/afr1810190039-n1.html
https://www.sanspo.com/geino/news/20191101/tro19110119010008-n1.html
https://www.sanspo.com/geino/news/20191211/tro19121120420002-n1.html
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/game.html
危険性と事件を起こさないための対策
ゲームへの対策
- ゲームに対する主な対策
- 子どもがゲームをして勉強しない問題への対策
- 対策として完全にゲームを止めさせることは良い?
ゲームに対する主な対策
主に親の方ができる対策として挙げさせていただくと

- ゲームをやる時間を一緒に決める (中毒)
- 実際に起きた事例を伝える(中毒・対人対策)
- パスワードなどを人に教えてはいけないことを伝える(対人対策)
- 過激なゲームは控える(対人対策)
が挙げられます
危険性で述べた
中毒性に対しての対策には (中毒)
SNSと同様に知らない人と接触してしまう対策には (対人対策)
とけております
子どもがゲームをして勉強しない問題への対策
「子どもがゲームをして勉強しない」という問題を聞きますが
仮にゲームがなくなれば、子どもは勉強するようになるでしょうか?
ゲームを一日中やるというのは表面的な問題で
ゲームがなかったとしたら、漫画を読んだり外に遊びに行ったりするかもしれません
つまり、「勉強をしない」問題を解決するためにはゲームを取り上げるのではなく
勉強に対して他の何よりも魅力をつけることが重要であることが分かります
そこで勉強は楽しいよと直接親が伝えても効果は薄いので
医者や弁護士や宇宙飛行士など社会で活躍している人に会うことや
活躍している姿を見せることで魅力を感じ、自分もなりたいなどの
そういう人になるために、自ら勉強をやりたいと思わせることが必要だと考えられます
人に会うこと以外にも本やイベント、仕事の話し等でも効果はあると思います
対策として完全にゲームを止めさせることは良い?
対策として
完全にゲームを止めさせればいいというわけではないと思います
- 周りの友達はできて自分はできない疎外感が生まれる
- 会話に入れないことからイジメられることもある
- 反動で大人になってゲームを無制限にやる
と子どもは子どもでいろいろな問題があると思います
そのため
危険性があることを伝えることや判断が難しいときは制限すること、
なぜ制限したかを考えさせることで
オンラインゲームを安全に使えるための能力(リテラシー)を高めてあげることが重要だと思います
いかがでしょうか
このように技術の進歩に伴い、それ用に新しく利用するための能力(リテラシー)を高めることが重要であることが分かったと思います
最近対戦ゲームなどのeスポーツについて国でも競技にする動きがあります
このeスポーツがこれから社会的に広がっていく動きに対する、知識をつけることが同じように必要だと思います
もしこれから広がるであろうeスポーツとは何なのか?知識を深めたいと思う方は↓から見てみてください