Kotlin入門!Kotlinってなに?Kotlinのメリットとは?

Kotlinという言語ってなに?Kotlinはなぜ注目されたの? Kotlinを使うとどんなメリットがあるの?
こういった疑問に対してお答えします
- Kotlinとは?
- なぜKotlinは注目されたの?
- Kotlinを使うメリットは?
Kotlinとは?
Kotlinとは2011年にロシアで開発されたオブジェクト指向プログラミング言語です
超簡単に言うと Java言語の親戚 です
そのため、Google Play に公開されているAndroidアプリを作ることができます
因みに↓のサイトによると、2019年6月時点の情報で日本だと57%の人がAndroid OSのスマホを使っているらしいです
なぜKotlinは注目されたの?
- 2017年にGoogleがKotlinを「第一級言語」と選定
- スマートフォンの普及
この2つが大きな要因といえると思います
2017年にGoogleがKotlinを「第一級言語」と選 定
Androidという基盤を作っているGoogleが「Kotlin」という言語をサポートしますよーといったことで世界にたくさんあるマイナー言語の中から注目を得たのだと思います
因みに世界には本当にたくさん言語があって、おもしろいものだと
Whitespace という言語はほぼすべてキーボードにあるスペースキー、タブキーでシステムをつくることができるらしいです
つまり、文字がないので画面は真っ白です

びっくりしますよね
スマートフォンの普及
2017年のデータによると日本のスマホの世帯保有率は75.1%となっています
このように世界の先進国の多くの人たちがスマートフォンを所持しています
その結果、スマートフォンに関連したアプリという商品を提供することができるようになります
そのため、お金を稼ぎたい人であったり、たくさんの人に使ってもらいたいと思うような人は
AndroidアプリがつくれるKotlinという言語に注目していくと考えられます
Kotlinを使うメリットは?
- Java仮想マシン(JVM)を使えるため、プラットフォームに依存しない
- Javaの膨大なライブラリが使える
- 一部のエラーに対して強い
- 超簡単に簡潔にコードを書ける
Java仮想マシン(JVM)を使えるため、プラットフォームに依存しない
Java仮想マシンとは簡単にいうとOS(WindowsやMac、Linux)どんな環境でもJava言語を使えるようにするプログラムです
これは、Oracle社が無償で提供しているソフトウェアです
つまり、このマシンが対応するプラットフォームであればAndroidアプリを動かすことができ、汎用性が高いといえます
Javaの膨大なライブラリが使える
Javaにはたくさんのライブラリーがあります
例を挙げると
- 文字の入出力用のライブラリー
- 画像処理用ライブラリー
- GUIのライブラリー
- 計算用のライブラリー
- 機械学習用のライブラリー
- 時間取得用のライブラリー
- GPS情報を取得するライブラリー
- 通信する用のライブラリー
などなどここに挙げられないほどたくさんあります
こういったJavaのライブラリーをKotlinでは使うことができてしまいます
一部のエラーに対して強い
Null安全と呼ばれるJavaでいう Null Pointer Exception が起きないようになっている
簡単に言うと null という何も設定されていない状態は原則的に禁止にするものです
これのメリットとして、プログラムの書く人の間違いが実行し終わる前に分かることが挙げられます
KotlinやJavaはコンパイルと呼ばれる文字から01で表すマシン語に直す処理が必要です
実行して結果を待っている段階ではなく、機械語に直す段階で分かるというのは時間的コストが減らせますよね
超簡単に簡潔にコードを書ける
コードがとてもシンプルで非常に簡単に書くことができます
例として”Hello”を出力することを考えます
Kotlinだと println("Hello")
Javaだと System.out.println(“Hello”);
と書き込むと出力できます。(クラスの用意は省略)
このようにとても簡単に書ける反面
省略されすぎてJava言語経験者などからは(ラムダ式など)いったい何が省略されているのかわからないという声もあるそうです