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IoTシステム技術検定試験って何?どこが主催している?

今流行りのIoTの検定ってどんな検定?どこの法人?企業?が主催しているの?受験料はいくらかかるの?どれくらい難しいの?

といった疑問に対してお答えします

IoTについてまだ知らない方やちょっと復習してから見たい方は↓から

 

IoTシステム技術検定とは?

IoTシステム技術検定とは

IoTシステム構築・活用に関する知識を中心に、その習熟度を検定することで、IoTシステム構築に関する技術者の対応力向上」を目的としてMCPC(モバイルコンピューティングソコンソーシアム)によってつくられた検定です

公式HP:http://www.mcpc-jp.org/iotkentei/index.html

簡単にいうと

IoTシステム技術検定とはMCPCという団体がIoT技術を使ったシステム構築の技能、知識を認定するためにつくった検定のことです

MCPC(モバイルコンピューティングソーシアム)とは

「本会は、モバイルコンピューティングシステムの本格的かつ健全な市場の形成・拡大のために、通信キャリア(ネットワーク)、コンピュータハードメーカ

…(一部省略)…

情報化社会の発展拡大に貢献する(加えて世界―特にアジアにおけるモバイルコンピューティングシステムの先導的役割を果たす)ことを目的としています。」

公式HP:http://www.mcpc-jp.org/

簡単にいうと

携帯(モバイル)可能な環境でコミュニケーションできるシステム形成の発展を目的とした組織ですね

どこからでもアクセスできるような技術は魅力がありますね^^

こちらのhttp://www.mcpc-jp.org/profile/sosiki.pdf

組織の説明によると会長が東京大学と早稲田大学の名誉教授である安田靖彦さん

副会長にNTTドコモ、KDDI

他にもソフトバンクや東芝、日立などが委員として在籍していることからも

この資格を取得すれば少なくともこれらの企業にはIoTシステム関連への知識や技能があることを認めてもらえると考えられます

また協力団体として

(一社)電子情報技術産業協会、(一社) 情報通信ネットワーク産業協会、NPO法人 ITコーディネータ協会、(一社)組込みシステム技術協会、(一社)日本コンピュータシステム販売店協会、(一社)コンピュータソフトウェア協会

などなど多くの団体が協力しています

それでは続いて、IoTシステム技術検定は具体的にどんな内容のものなのでしょうか?

資格の種類は?具体的な内容は?

先にお伝えすると、種類によって必要とするレベル(内容)が異なります

IoTシステム技術検定は3種類あります

・IoTプロフェッショナル 上級 講習の受講と論文作成

高度なIoTシステム、業界固有または業界をまたがるサービスを構築する実践的な専門技術を認定する

・IoTエキスパート 中級 90分 80問

IoTシステム構築に取り組むための基本技術を認定する

・IoTアドバイザ 基礎 60分 60問

IoTに関する基礎知識を保持していることを認定する

IoTプロフェッショナル 上級 

上級検定は2日間をかけて講習の受講論文の作成を行います

受験料が55,000円+税ほどです

現時点(2020年3月8日)では東京でのみ受けられます

時間帯は

第1日目:専門技術講習 09:20~17:00

第2日目:専門技術講習 10:00~11:30/論述式試験 13:00~16:00

※時間帯は変わる可能性があるので最新情報は公式HPを参照してください

受験資格として

  • MCPC IoTシステム技術検定(中級)合格された方
  • 情報処理学会のCITP有資格者
  • 早稲田大学スマートエスイー修了者

のどれか1つを満たしていることが必要になります

受験資格もちょっとハードルがあり、上級だと講習が1日半あるんですね!

IoTエキスパート 中級

中級検定は90分マークシートで80問出題されます

  • IoTシステム構成と構築技術
  • センサ/アクチュエータ技術と通信方式
  • IoTデータ活用技術
  • IoT情報セキュリティ対策技術
  • IoTシステムのプロトタイピング技術

受験料は一般15,400円+税、会員11,000円+税、協力団体13,200円+税です

現時点(2020年3月8日)では東京、横浜、名古屋、大阪、札幌、仙台、さいたま、広島、福岡の9都市で受けられます

時間帯は9:50~11:20

※時間帯は変わる可能性があるので最新情報は公式HPを参照してください

IoTアドバイザ 基礎

中級検定は60分マークシートで60問出題されます

出題カテゴリー

  • IoTシステム構成と構築技術
  • センサ/アクチュエータ技術と通信方式
  • IoTデータ活用技術(AI)
  • IoT情報セキュリティ対策技術
  • IoTシステムのプロトタイピング技術

受験料は一般11,000円(税込)学生は学生価格

現時点(2020年3月8日)では東京、横浜、名古屋、大阪、札幌、仙台、さいたま、広島、福岡の9都市で受けられます

時間帯は9:50~10:50

※時間帯は変わる可能性があるので最新情報は公式HPを参照してください

どうやって勉強したらいい?

試験の対策は主に2つあります

  • 公式HPのサンプルで勉強

公式HP:http://www.mcpc-jp.org/iotkentei/index.html

  • 公式の出しているテキストで勉強

公式HPテキストページ:http://www.mcpc-jp.org/iotkentei/text.html

いかがでしたでしょうか、知識が深まりましたら幸いです

今回の検定でも出てきたIoTを実現するための技術について興味がある方は↓から

IoT化が普及するとセキュリティ対策も必要になってくると思います

コンピュータウイルスについて興味のある方は↓から